ミマキエンジニアリングは、4×8板サイズに対応し、フラットベッドUVインクジェットプリンタ「JFX200-2513」とのプリント&カット連携を強化した、フラットベッドカッティングプロッタ「CF22-1225」の販売を11月中旬から開始する。
新製品は、同社のカッティング技術を詰め込み、パッケージに使用されるコートボール等のカット、曲げに必要な罫引き線の加工、緩衝材に利用される発泡材のレシプロカットが1台で可能。看板製作で多く用いられる4×8板(1220ミリ×2440ミリ)サイズの素材をカットでき、試作の作成、オンデマンドのパッケージ生産を後押しする。
自動でデータを読み込んでカットを開始できる「IDカット機能」を搭載しているため、トンボとデータ識別IDを一緒にプリントする「JFX200-2513」と併せて使用することで、より簡単にプリント&カットが実行できる。
加えて、同社のCADソフト「ArtiosCAD DS」を組み合わせることで、パッケージや什器の設計から、製品へのプリント、パッケージのカット、緩衝用発泡材の作成までを一貫して行うことが可能。試作サンプルの作成、極小ロットの生産をオンデマンド化し、少量多品種の展開を容易にし、コストとリードタイムを削減する。