【日本国内】
▼旭精機工業
プレス機械の受注増に対応するため、さらなる生産体制の強化および納期短縮を図るべく本社工場敷地内(愛知県尾張旭市)に組立工場を新設する。
規模は縦44メートル、横25メートル、高さ16メートル、投資予定額は約4億6000万円。竣工は18年9月末の予定。
▼味の素グループ
17-19中期経営計画において、総額約400億円の設備投資による日本食品生産体制の集約・再編を進めており、その具体的施策のひとつとして、東海事業所内(三重県四日市市)に、調味料などの製造・包装工場を新設する。
建築面積は1万8300平方メートル(鉄骨4階建て)、投資総額は約150億円(建物、製造・包装関連設備など)。竣工は19年度下期の予定。
▼資生堂グループ
中長期的に安定した生産体制の確立を目指し、栃木県大田原市にスキンケア製品の製造工場「資生堂那須工場(仮称)」を新設する。併せて、現在建設準備を進めている、国内外に向けたスキンケア商品の生産を行う大阪新工場(茨木市)の生産能力を当初計画比2.1倍に引き上げるとともに、生産に必要な原料・容器の安定確保のためにサプライヤーとの協働を推進する。
土地面積は11万平方メートル、建築面積は3万8000平方メートル、地上1階建て(一部複数階)。投資規模は約300億~400億円、生産能力は年間約1億2000万個。
着工開始は18年度中、稼働開始は19年度中の予定。
▼京セラ
ファインセラミック部品関連事業のさらなる拡大、および他事業の将来的な設備増設を見据えた生産スペースの確保を目的として、鹿児島国分工場(霧島市)に第4-1工場を新設する。生産能力を従来の約2倍にする計画。
建築面積は5561.88平方メートル(鉄骨6階建て)、延床面積は2万9232.18平方メートル、投資総額は約56億円。
着工は11月、操業開始は18年10月の予定。
▼ディスコ
今後も見込まれる需要増加に向け、生産体制をさらに強化すべく、精密加工装置・精密加工ツールの製造を行う桑畑工場(広島県呉市)A棟に、現在建築中のCゾーンに加え、さらにDゾーンを増築する。
延床面積は約6万3200平方メートルで、18年12月竣工予定のCゾーンの約6万5700平方メートルと合わせると、現状の約2倍の延床面積となる。投資総額は約140億円。
着工は19年9月、竣工は21年5月末の予定。