サウスコ・ジャパン(大阪市此花区)は、ドアおよびパネル用カムラッチ製品であるE5シリーズのデザインを刷新した「E5 ウィングノブ カムラッチ」を発表した。
新モデルは、最大直径8ミリまでの掛け金を有す南京錠用の取り付け孔と、ハンドルおよびアクチュエータの2つの機能を果たす羽根状のウィングノブが特徴。外観性と人間工学的な使いやすさを向上し、セキュリティ性を強化している。
ハンドル部であるウィングノブの側面には、凹曲線のデザインを採用。手袋を装着していてもノブをしっかりと指先でつかんでドアやパネルを開閉操作できるうえ、外観性の美しさにも寄与している。ばねを内蔵したボールディテント(戻り止め)機構は、ラッチが完全に開放または閉鎖された際にクリック音を発生するため、ドア開閉の状態を音で確認することができる。
保護構造はNEMA4およびIP65防水防塵規格に適合。開閉口への異物の侵入を防ぐことから、屋内屋外双方の用途に適している。
また、新モデルの取り付け穴の仕様はこれまでのE5標準モデルと同様で、ラッチ部またはカム部はモジュール式であるため、用途に合わせてこれらを個別に組み合わせて使用することができる。