HMSインダストリアルネットワークス(横浜市港北区)は、オールインワンIoTプラットフォーム「ThingWorx」およびローカルネットワークに機器を接続するリモートマネージメントゲートウェイ「eWON Netbiter LC」2機種を発売した。
新製品は、閉じた安全なローカルエリアネットワーク(LAN)内のリモート接続用に特別に設計。
シリアル RS-232/485あるいはModbus RTU、Modbus-TCPを介してフィールド機器に接続。また、内蔵I/Oポートでセンサーや他の機器を接続することもできる。
Ethernetあるいは携帯通信網を介してThingWorxクラウドにデータを送信し、そのデータを一般のウェブブラウザに表示。レポートや統計情報に加え、値が一定のレベルに達した場合にはアラームも受け取ることができ、フィールド機器からのデータをグラフィカルダッシュボードに表示する「Mashup」を構築できる。
さらに、設定ウィザードを備えているため、Modbusデバイス/機器からThingWorxへ値をマッピングする「Device Template」を容易に構成できるうえ、netbiterウェブサイトに掲載されている数百種の産業用デバイスに対応した既製のDevice Templateを無料で利用することが可能。
加えて、内蔵ウェブページにログインすることでも機械からの情報にアクセス可能で、リアルタイム値の確認や記録されたデータ、機械からのアラームを取得できる。
「LC310」はEthernetのみを介してデータを送信。「LC350」はEthernetと携帯通信(3G/GSM/GPRS)の両方を利用可能。