富士経済は「2017年注目メカトロニクスパーツ市場実態総調査」をまとめた。17年は、自動車の電装化やスマートフォン向け設備の更新・拡充、有機ELの生産設備の拡充、半導体需要の増加などにより、前年比10.6%増の1兆8271億円と見込む。
18年以降は伸び幅が緩やかになるが、20年にかけて市場拡大は続く。コントローラは、PLCやプログラマブル表示器、工作機械で使われるCNC装置の需要が増え、20年の市場は16年比30.8%増と予測。モータ&アクチュエータもACサーボモータ/ドライバが好調で、17年は前年比10%以上の伸びが見込まれる。ID&センサは、各品目が堅調に伸び、20年は16年比24.7%増の2634億円が予測される。