フエニックス・コンタクト(横浜市港北区)は、2015年に日本国内市場向けに発売した日本発の圧着式端子台「BTシリーズ」の第2弾として、大線径/大電流対応の製品や、取り付け方法の拡大などを図った新機種(19品目)を、12月4日から発売する。
大線径/大電流用端子台として、既存の1.25~3.5対応に加え、5d5(690Ⅴ/41A)、14(690Ⅴ/76A)、38(690Ⅴ/125A)(端子台カバー不要なBTタイプは5.5/14)を発売する。
また、取り付け方法の拡大では、直取り付けフランジタイプとDINレール取り付けを一つの端子台で実現できる新開発の端子台ハウジング構造を開発した。サイズは、1.25、2.0、3.5、5.5、14で、タイプは、BTOタイプ、BTタイプ(端子台カバー不要のねじ式)、BTHタイプ(ねじ/Push-inのハイブリッド式)、BTPタイプ(Push-in/Push-in式)がそろっている。
BTシリーズは、日本市場の現場の声をもとに開発されたが、FA、機械産業から、国内インフラや設備関連市場にも採用を拡大している。
同社は、ニーズを先取りする革新的な製品開発力で、人手不足が深刻化する産業界の「工数削減ソリューション」への貢献を目指す。
なお、同製品は「システムコントロールフェア」で展示する。