netIOT Edgeには、ヒルシャーの産業用マルチプロトコル対応ASIC「netX」と86系CPUが搭載されており、PROFINETやEtherNet/IPといった従来のリアルタイム・イーサネットへの接続に加え、クラウドサービスへの接続用プロトコルOPC UAやMQTTにも対応している。
netIOT Edgeは、PLCに制御されたオートメーションネットワークの中で一つのスレーブデバイスとして動作し、収集したセンサ情報をクラウドへアップできる。LinuxやNode-RED、さらにDockerとの組み合わせにより、パワフルかつ効率的な処理、解析が行われ、データフィードバックを可能にする。
netIOT Edgeを1台追加するだけでアラーム/イベントドリブンに固定されたソリューションを実現できる。netIOT Edgeには、既存インフラ上で動作するIoT技術が全て網羅されており、IoTとして収集されたデータも制御データも、リアルタイム・イーサネットで使用の同じケーブル一本で流せる。
このため、既存システムに大きな変更を加えずに、将来を見据えた高付加価値、かつ高度で柔軟なIoT化が進められる。