ベッコフオートメーションはSCFに、ディープラーニングやVR/ARを最新のPC制御技術と統合させる「産業機器の知能化」のアイデアを、多彩な機械メーカーとのコラボで各種デモ展示する。
主な展示は、超高速、高同期性、省配線のEtherCAT対応製品、電力と通信をケーブル1本で行える「EhterCAT P」、ソフトウェアPLC/CNC/RCのTwinCAT 3によるモーション制御、拡張性の高い省配線安全ソリューションTwinSAFEなど。
中でも、新製品のIPC「C6015」は、これまで培ったIPCのノウハウを業界最小クラスのコンパクトなサイズに凝縮した。手のひらに収まるサイズでありながら最大4コアの高性能CPUを搭載し、IPCの特徴である耐振動、耐衝撃などの高い堅牢性も実現。
TwinCATを使えばPLCやNCだけでなくロボットの制御も可能で、この小さいサイズを生かして既存の装置の空いたスペースに設置し、センサー類の情報をクラウドへ集約するIoTゲートウェイとしての利用もできる。同社はデータの収集、分析、クラウド通信に対応するTwinCATの新しい機能の製品を今後もそろえていく。
12月1日には出展者セミナーも開催する。