本多通信工業はFAや医療機器などで利活用が期待される8K映像の少量多品種マーケットに向けて、AOC(アクティブ・オプティカル・ケーブル)を全方位に展開。
2020年の東京五輪、次世代のICT社会の実現に向けて超高精細映像が普及するに連れ、インターフェースの高速化が必要となり、従来のメタルによる伝送に比べて高速伝送・小型軽量・長距離伝送・対ノイズ性などのメリットがある光ファイバーによる伝送への移行が進むことが見込まれている。
同社はFA市場でのニーズが高い角型コネクタと、医療・放送機器分野で標準的な丸型コネクタの双方を商品化するとともに、普及している石英ファイバーと、柔らかさやアセンブリの容易さで今後が期待される高速プラスチックファイバーの双方に対応する2×2戦略を基本方針としている。
SCF2017には、Ver.1として、石英ファイバー対応AOCのエンジニアリングサンプルを紹介する。その他にも、ハイエンドDSCやPCで普及が進む「UHS-Ⅱ」対応SDソケットや生産性向上を提案するモジュラージャックなど、特徴あるコネクタを出品する。