ロックウェル・オートメーションジャパンはSCFで、同社が提案しているIoTを実現する「コネクテッドエンタープライズ」ソリューションを訴求する。
展示は、IIoT・AIを活用した分析システムとリニア搬送システム中心に「Connected Industries」の具現化を提案。次世代型リニア搬送システム「iTRAK」と「MagneMotion」は、従来の回転駆動チェーン、ベルト、ギアを排除した次世代のモーションコントロール。磁気的に駆動される複数のムーバを直線、および曲線の経路で独立して制御することが可能なピッチレス制御による精密でインテリジェントなモーションにより、搬送の効率化と速度を最適化できる。
また、従来のシステムに比べ可動部品が少ないため、中断や停止がなくなるとともに、メンテナンスやダウンタイムが減り、従来の10倍の速度を実現。モジュール式でスケーラブルに何千もの独立制御型の車両や多数の製品のバリエーションに対応できる。
「iTRAK」は、3タイプのムーバとモータサイズの組み合わせで9つの構成を、「MagneMotion」は、推力に応じた3タイプをそれぞれラインアップしている。