ワゴジャパンは、電子式サーキットプロテクタ「EPSITRON 787シリーズ」にⅠO-Linkポート付タイプを追加し、近日発売する。SCFで実機デモを展示する。
電子式サーキットプロテクタは、過電流や短絡など障害が発生した接続デバイスを迅速かつ安全にトリップさせることが可能でデジタル化が進むヨーロッパでは急速に普及している。導入メリットとして①電子式ならではの瞬時トリップが可能②8チャンネルで幅42ミリと省スペース③複雑な二次側のDC回路を簡素化可能④低過電流でも確実に遮断できる⑤チャンネルごとにトリップ電流値を設定可能⑥上位PLCから簡単リモート操作を行える⑦チャンネルごとに個別で回路を保護できるためシステムを効率的に運用できる。
また、国内でも注目されているIO-Link通信機能を搭載しており、インダストリー4.0時代に対応した新しい保護デバイスとして使える。
特徴として①ⅠO-Linkデバイスとして上位PLCと通信でき、トリップ状態の監視やリセット操作など簡単にリモート制御可能②ⅠO-Linkマスタを介してさまざまなフィールドバスで上位PLCに接続できる③ステータスやパラメータを上位PLCと送受信できるなど。