IDECとIDECファクトリーソリューションズは国際ロボット展で、ロボット革命を推進する、協働ロボットを核とする「協調安全ロボットシステム」を中心に展示・紹介する。
製造現場で協働ロボットの導入が進んでいるなかで同社は、その協働ロボット導入をサポートするロボットシステムインテグレータとして、これまでのSI経験を生かしながら、ロボット導入のハードルを下げるため、さまざまな取り組みを行っている。
そのひとつがシステム製品の開発で、協働ロボットシステムを構成するロボット本体や周辺機器、プログラム、ツールなどをパッケージ化した「アプリケーションパッケージ」の販売を開始しており、協働ロボット導入時における担当者の大幅な負担軽減につながっている。
さらには、協働ロボットを身近な存在と実感してもらうために、愛知県一宮市に協調安全ロボットセンター、東京都品川区大崎に東京ロボットセンターを開設している。
またインターネットで協働ロボットの情報を探されている方のために、ワンストップで関連情報を入手できるサイト「協働ロボット.com」を公開した。
今後は、食品向けソフトハンドや新型ロボットビジョンのリリースも予定している。
同社はこれからも、協働ロボットシステムの提供を通して、人手不足や生産性向上などの課題解決に挑戦していく方針。
なお、国際ロボット展では、11月30日と12月1日に、同社の社員によるセミナー開催も予定している。