安川電機は国際ロボット展に、「スマートファクトリを実現するi3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」で、同時開催のSCFと共通テーマによる、コンセプトを具現化したデモを行う。
展示は、最新コントローラとICTテクノロジーを駆使した統合制御ロボットシステムや変種・工程変動生産に対応した人協働ロボットシステムをはじめ、用途・分野ごとに幅広くそろった製品群を披露する。
また、要素技術・関連機器として、人工知能(AI)、振動・センサ・制御系、ロボットシミュレーション&ビジョンシステム(IRV)なども展示。
このうち、人協働ロボット「MOTOMAN-HC10 ハンドキャリータイプ」は、安全柵なしで人と協働して作業することができるため、自動車をはじめ幅広い一般産業分野におけるロボット活用の可能性が広がる。
国際規格ISO10218-1に準拠していることから、外部からあらかじめ設定した制限値を超える力を検出すると自動で停止する。また、アーム同士を離すことで隙間を確保して、「挟み込み防止」にしている。
なお、SCFの会場とつないだ遠隔制御デモも行う。