アルテックは、自動走行車両メーカーであるカナダ・Clearpath Roboticsと販売代理店契約を締結し、同社の自律走行型搬送ロボット「OTTO100」「OTTO1500」の国内販売を10月24日から開始した。
「OTTOシリーズ」は、「世の中のもっとも面倒で、汚く、危険な仕事を自動化する」とのビジョンに基づいて開発された、マテリアルハンドリングを自動化するための自律走行型搬送ロボット。専用のレールやガイド、通路の事前登録が不要で、SLAM技術によって、人、フロアのレイアウト変更、封鎖されている通路や各種設備をリアルタイムで検出し、積み荷を搬送するための最適なルートを調整する。
LIDARにより障害物や人を回避して走行し、また、安全性を高めるための360度インジケータ照明(ターンシグナル、ブレーキライト、ステータスライト)と音声シグナルによって、周囲の作業者はOTTOの進行方向を確認することができる。
「OTTO100」は、最大積載量100キロの小型搬送ロボットで、62ミリのリフトがカートやシェルフと連結・連動することで、作業環境に最適な利用が可能。
「OTTO1500」は、最大積載量1500キロの大型搬送ロボットで、パレットやコンベアなどの高荷重に耐える強固な溶接フレームとサイズで、マテリアルハンドリングの効率を大幅に高めることが可能となっている。