ABBは11月29日、協働ロボット「YuMi」の新バージョンとして、単腕型協働ロボットを発表した。
新製品は、双腕型のYuMiと同様、可搬重量500グラムと小型で、既存組み立てラインへの導入に最適。直感的なダイレクトティーチングにも対応し、特別な教習を必要としない。
双腕型YuMiは2015年の発売以来、多方面で導入されており、電子部品の組み立て以外にも、寿司を握ったり、プレゼントの包装などにも使われている。またエンターテインメントとしてルービックキューブを解いたり、オーケストラの指揮をするなど活躍の場が広がっている。単腕型を追加して製品群をそろえることで、同社のスマートファクトリー基盤であるABB Abilityと組み合わせて工場の高度化を進めていくとしている。