機械安全への貢献者を表彰する「第3回向殿安全賞」(主管=セーフティグローバル推進機構)の受賞者が11月30日発表され、東京ビッグサイトのSCF・計測展の会場で1団体と個人4人に表彰状と記念品が授与された。
同賞は、日本のものづくり産業の安全、進歩・普及に貢献した明治大学向殿政男名誉教授の業績をたたえて設けられた。
今回は、団体(企業)の部「功績賞」で「機械安全・防爆安全に対する人材育成と安全化推進」で、アズビル安全審査部(鈴木祥史執行役員・審査部長)が表彰。
また、個人の部「特別功労賞」で、「世界的な労働安全衛生分野における社会的リスク解決に向けた研究開発や仕組み」で、フランス国立安全研究所科学担当ディレクター・工学博士のディディエール
パプティスト教授、同「功労賞」で、「労働安全衛生マネジメントシステムの開発と日常的安全衛生活動の促進」で、中央労働災害防止協会白崎彰久氏、同「功績賞」で、「アセッサ資格を活用した人材育成と安全化推進」で、ダイフク曽我晃男氏、同「奨励賞」で、「設備安全活動の推進および設備安全教育の実施」で、太陽誘電山岸秀雄氏がそれぞれ表彰された。