羽田空港を管理・運営する日本空港ビルディングは、「羽田空港ロボット実験プロジェクト2017」を12月13日から18年2月9日まで実施する。
同プロジェクトは、経済産業省「ロボット導入実証事業」を活用し、政府が進める「改革2020」プロジェクトの実現に向けた取り組みの一つとして、国土交通省および経済産業省と連携して実施するもの。16年から「Haneda Robotics Lab(ハネダ ロボティクス ラボ)」を設置し、公募型のロボット公開実験を行っている。
第2期となる今回は、警備ロボットで綜合警備保障、物流ロボットでアルテック、NECネッツエスアイ、翻訳ロボットでドーナツ ロボティクス、電通ライブ、ティファナ・ドットコム、タケロボの7社が参加。
各ロボットの実証実験については、空港という不特定多数の利用者が行き交う公共空間での実運用を想定し、ロボット(製品)自体の安全性、公共空間での稼働についての安全性、導入効果の検証の3つのフェーズを想定している。