パナソニック レイヤ2スイッチングハブ3機種発売 高温な環境下にも対応

パナソニックESネットワークス(東京都港区)は、動作環境温度が60℃でも対応ができ、かつ、騒音のないファンレス設計の、レイヤスイッチングハブ「EMiシリーズ」全3機種を2018年1月から発売する。

新製品は、工場や、機械・生産ラインを制御・操作するための各種電気機器を納めた制御盤内など、一般オフィス向けのスイッチングハブが使用できないような高温で過酷な環境下でも60℃まで動作可能。また、ファンレス設計にすることで騒音を減らすだけでなく、電子回路の小型化により本体の小型化にも成功しており、盤内などの狭い場所にも設置が可能となっている。

スイッチ配下でループ接続が起きると、該当するポートをLEDで知らせるとともに、そのポートのみシャットダウンする「ループ検知、遮断機能」を搭載。ループ障害を最小限に抑え、現場対応の迅速化を図ることができる。さらに、LED表示をループヒストリーモードにすると、ループ接続が発生したポートをループ解消後3日間LEDで表示。ネットワーク管理者がループ接続が発生したポートを特定できるため、障害の原因究明、対策実施に貢献する。

加えて、MACアドレス認証機能、WEB認証機能、IEEE802・1Xユーザ認証機能を標準搭載。不正ユーザや不正PCの社内システムへの不正接続を遮断する。そのほか、ポート単位で複数の認証が可能な「トリプル認証」にも対応している。

価格は「GA-EMi22T(24ポート)」が9万7800円、「GA-EMi14T(16ポート)」が7万9800円、「GA-EMi8T(8ポート)」が6万円。

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