速さと美しさを両立
ミマキエンジニアリングは、ソルベントインク搭載ワイドフォーマットインクジェットプリンタの新しいラインアップとして、1950ミリ幅のメディアまでセットできる「JV300-190」を発売した。
新製品は、テント用のターポリンや工事用の養生幕をはじめとした1900幅メディアへのプリントを可能にするため、セット可能なメディア幅を1950ミリに拡張。また、搭載可能なロール重量を40キロから50キロに増量し、小巻取りを2基搭載することで安定した重量メディアの搬送を実現している。
2基をスタガ配列したプリントヘッドと、乾燥性の良い「SS21」インクを搭載することで34.3平方メートル/時のプリント速度を達成。さらに、特許を取得している「3Wayインテリジェントヒーター」をはじめとする画質コントロール技術を盛り込み、速さと美しさを両立している。
インクセットはC、M、Y、K、Lc、Lmの6色に加えてオレンジ、ライトブラックの2色が搭載可能。オレンジでは幅広い色域による色表現、ライトブラックでは美しいグラデーション、それぞれの特長を生かした高付加価値プリントを提供する。
そのほか、「仕事を止めない」連続運転ソリューション、自動ノズル抜け検出、ノズルリカバリー、イベントメール等を搭載。