【各社トップが語る2018】フジコン「価値創造で100年企業へ」

代表取締役社長 大島右京

2017年度は好調。制御機器は16年下期から絶好調。ロボット向けも順調で、いずれも前年比30%超の伸びとなった。

100年企業を目指して「幸せづくり。笑顔づくり。」を企業理念に掲げ、17年度からは新3カ年計画で「価値を創って、造って、売る」に取り組んでいる。価値とはお客様の不便や不都合を解消するための活動であり、それを体現する製品・サービスとして、丸型圧着端子を差し込むだけで瞬時に結線できる「瞬結端子盤」の受注販売を開始した。従来のねじ式端子盤に比べて作業者の負荷を軽減できる。

作業環境が改善されれば、新しい人も入って来やすくなり、業界の活性化にもつながる。また、ねじ式端子盤の標準品に対して、複数の種類のねじから選べる「セレクトオーダーシステム」を開始。ねじの別購入が不要になるため、お客様から喜ばれている。18年は新製品開発と同システムの対応範囲を広げ、お客様に貢献したい。

新3カ年計画ではCSR・社会貢献にも力を入れている。そのひとつとしてアフリカ・コンゴの平和活動である「サプール」の応援を始めた。サプールの理念は紳士・淑女的な対応と振る舞いを大切にする当社のビジョンと合致する。応援を通じてコンゴの平和と紛争鉱物の問題解決に貢献したい。

また社員には心と体を健康にして笑顔で元気でいて欲しいとの思いから、適度な運動を心がけるように促進している。幹部が率先して取り組み、私自身もトライアスロンに挑戦している。

18年も引き続き価値づくり、お客様とのつながりを大切にする活動を進めていく。営業活動では、お客様先で小さな展示会を行う「訪問展示会」を月一回程度まで増やし、一人でも多くのお客様に当社を知っていただき、100年企業に向けて全社一丸となって頑張っていきたい。

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