フエニックス・コンタクト(横浜市港北区)は1月1日付で「IMA統括本部(Industry Management&Automation)」(横見光本部長)を設けた。
同社は端子台、コネクタなどの接続機器を祖業の製品としているが、その後は電源、信号変換器、リレー、サージ保護機器などに製品幅を広げ、最近はPLCやFAコンピュータ、IO機器などのネットワークにつながる領域の製品も販売を始めている。特に、インダストリー4.0などIoT化への取り組みが各方面で強まる中で、ネットワーク分野の製品群とその実績、積み上げたノウハウを通じ、顧客の課題にスピーディーに対応する体制作りの一環として新組織を設けたもの。
同社の青木良行社長は「IoT対応でネットワーク化の流れがますます強まる中、この分野で使ってもらえる製品を品ぞろえし、拡販していくことが重要になる。サイバーセキュリティも含め、IMA統括本部が中心となって取り組める体制を作っていきたい」と語っている。