日本電機工業会(JEMA)と電子情報技術産業協会(JEITA)の合同賀詞交歓会が東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で1月5日行われた。
冒頭、あいさつにたったJEITA長榮周作会長は「2017年はまさにIoT元年とも言える年で、コネクテッドインダストリーズが大きく動き出した。CPS/IoTの市場規模の調査では、30年には16年の約2倍になると予測し、これは大きなビジネスチャンス。CPS/IoTをフル活用して輝く未来を作ることは使命であり、業種業界を超えてより一層連携していかなければならない」と述べた。
乾杯の音頭を取ったJEMA北澤通宏会長は「電機業界の持続的成長戦略の推進と新たなものづくり・サービス産業の創出の推進については、コネクテッドインダストリーズによる社会の課題を解決し、IoTによる製造業の変革を進め、スマート社会Society5.0の実現、そして何よりグローバルのなかで競争力のある社会の実現に向けて協力分担しながら幅広く取り組みを進めていく」と述べた。
両協会が合同で賀詞交歓会を開くのは昨年に続き2回目、景気が上向き傾向であることから、終始和やかな雰囲気があふれた。