【2018年年頭所感】日本配線資材工業会 会長 松本年生「認知度向上へ活動を強化」

新年明けましておめでとうございます。関係団体ならびに会員の皆さまには、日頃より当工業会の事業に多大なるご尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。

当工業会も、早いもので2009年の設立から今年で節目の10年を迎えました。

昨年は、米国のトランプ政権誕生の影響が心配される中でスタートした1年でしたが、米国をはじめ、中国などのアジア経済も安定した成長を見せ、為替もほぼ予想の範囲内で推移しております。また、日本の株価も堅調な回復を見せ、先行きへの期待を抱かせる1年でした。

今年は、東京オリンピック開幕まで1000日を切り、その波及効果が期待される一方、少子高齢化や人手不足などの課題も浮上しています。

配線資材業界も景況感が改善してきたとはいえ、まだ厳しい状況にあります。会員企業の底力を発揮して自社の強みを生かし、景気の動向に左右されない強い企業体質を築くことが必要になってきます。

昨年は、7月にかねてより懸案の課題であった西日本部会を設立して活動を開始するとともに、設立記念講演会を開催しました。また、10月には政策研究大学院大学名誉教授橋本久義氏を講師に迎えて「日本の中小企業の底力」の題目で講演会を開催しました。

さらに4月には、全国に展開する会員企業の情報交流を図るため、「会報第5号」も発行しました。

会員数も、設立時の64社から現在は86社まで増加し、100社まで近づいてきております。設立10年目を迎えた今年は、これまでの10年の実績をベースにして、次の10年に向けて更に工業会の充実と発展のための事業活動を行い存在価値のある工業会を目指します。

そのためには、まず昨年に引き続き組織の強化、会員数増強を最優先課題として取り組んで参りたいと思います。また、当工業会の知名度がまだまだ低いことから、対外的に認知度度向上に向けた活動に努力をします。『会員の会員による会員のための工業会』という工業会の基本理念のもと、より良い情報交流の場を築き、会員企業の役に立つ存在価値のある工業会を目指し、配線資材業界の更なる発展に貢献できる組織としての役割を果たしていきたいと考えています。

最後になりましたが、引き続きのご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、皆さま方のご発展とより一層のご活躍を祈念いたします。

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