東京都電機卸商業協同組合(TEP、藤木正則理事長)と日本電化協会(北原國人理事長)は新年名刺交歓会と講演会を11日、全国家電会館で開催した。
TEPの藤木理事長は「昨年から株価の上昇が続き、景気は良い状態が続いている。AI、IoT、自動運転などのいま話題となっている動きは、われわれの業界にとっても追い風になっていることは間違いない。量子コンピュータの処理能力は、ある計算をさせると1億倍速いという話である。何年もかかっていたものは秒単位の感覚になる。近い将来いろいろな分野で利用されることになると、ついていけないような状態も想像される。
電機卸の業界も将来の事業継承していくことが大事な要素になるが、コラボレーションや協業などお互いに手を組んでいくことも間違いなく必要な活動テーマになってくる。そのための組合でありたいと思うので、ご支援をお願いしたい」とあいさつした。
特別講演会ではNHK関口博之解説委員が「2018年 不透明な世界と日本を読む」と題し、行った。