日本電設工業協会(JECA)は10日、東京都千代田区のホテルグランドパレスで賀詞交歓会を開催した。
同協会は1948年に設立され、今年7月に70周年を迎える。冒頭、あいさつに立った後藤清会長は「新アクションプランとして、担い手の育成および確保と生産性向上、適正な工期・適正な価格での受注の確保、分離発注の促進、電力新時代への対応、国際貢献・海外展開の取り組みの5つの重点目標を展開している。特に人材の確保は最大の課題であり、長時間労働の是正など働き方改革を進め、合わせてIoTなど新技術の導入と活用を促進して生産性の向上に取り組みたい」と話した。
業界全体の景気も良く、自動車のEVシフトによる充電施設の設置や再生可能エネルギー、洋上風力発電の拡大など業界に追い風が吹いており、活気ある様子で式が進んだ。