情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は10日、東京・港区の東京プリンスホテルで新年賀詞交歓会を開催した。
あいさつに立った川崎秀一会長は「日本は少子高齢化や自然災害、医療費高騰などの諸課題を世界に先駆けて経験する立場にある。これまで培ってきたICT技術の経験や知見と、共創イノベーションに取り組みSociety5.0の超スマート社会を構築していくことが大事。CIAJはICT業界の代表として、さまざまな業界のつなぎ役になっていきたい。2020年の東京オリンピック・パラリンピックは具体的な実証の場として期待されている。そこで世界最先端のICT活用を世界に見てもらう最良の機会としていきたい」と抱負を述べた。
来賓として総務省の奥野信亮副大臣と、経済産業省から世耕弘成経産大臣が登壇。ICT業界はこれからの情報通信インフラを支える重要な業界であり、コネクテッドインダストリーズの実行とSociety5.0の実現に向け、国を挙げてバックアップしていくことをアピールした。