経済産業省と国土交通相、厚生労働省、文部科学省は、1月15日、「第7回ものづくり日本大賞」の内閣総理大臣賞24件71人を発表した。
経済産業省関連は7件42人、国土交通相関連は8件11人、厚生労働省関連は5件10人、文部科学省関連は4件8人が受賞した。
経済産業省関連の内閣総理大臣賞は、製造・生産プロセス部門で「CO2排出量削減に適した製鉄原料製造プロセスの開発」(JFEスチール)、製品・技術開発部門は「世界最高性能のIoTセンサー(半導体ひずみセンサー)」(日立製作所など)、「ビッグデータ・IoT時代を支える大容量データテープ」(富士フイルム)など5件、伝統技術の応用部門で「立体的製陶技術による文化財の複製」(大塚オーミ陶業)だった。
このほか経済産業大臣賞では、製造・生産プロセス部門で「液晶表示器開発設計支援ソフトウェア・ハードウェアシステムの開発」(シンテック)など4件、製品・技術開発部門で「世界初の量産燃料電池自動車を支えるエアコンプレッサー開発」(豊田自動織機)、「超高速化し、複数人同時編集機能を搭載した生産スケジューラーAsprova Ver.13」など9件、ものづくりプラス企業部門では「ものづくりエコシステム構築」(浜野製作所など)、「中小金型メーカのビジネスモデル刷新」(IBUKIなど)、伝統技術の応用部門で大七酒造などが選ばれた。