日本電気制御機器工業会(NECA)は1月19日、東京都港区の東京會舘で賀詞交歓会を開催した。
冒頭、高村哲夫副会長が、体調不良で欠席となった舩木俊之会長の年頭所感を代読する形であいさつした。
「2017年度の出荷額は、上期は3717億円と過去最高額を更新し、通期でも7400億円を上回ると見込んでいる。昨年、5ZEROマニュファクチャリングを提案したが、18年はこれを進め、コネクテッドインダストリーズの推進に貢献する。また、18年の重点施策は3Sの進化として、安全・セキュリティ、国際標準化、環境への取り組みを進める。特に安全については、セーフティアセッサの資格保有者が1万3000人を超えるまでに拡大し、タイへの制度移管も進めている。機械安全に関する要員基準のJIS化、認証制度のIEC国際標準化を目指した取り組みを行っていく」と話した。