近畿電子部品卸商組合(KEP、岡本弘理事長)の賀詞交歓会が、ホテル日航大阪で1月24日開かれた。
岡本理事長は「2016年後半からの世界的な電子部品需要回復に伴い、日本エレクトロニクス業界は世界の半導体売上高に連動した動きになっている。国内ではスマホなどの通信機器需要がエレクトロニクス全体の4割を占めており、世界の半導体市場は4014億ドルと史上初の4000億ドルを突破する見通しになっている。これらと連動して半導体製造装置の市場も19.8%増の494億ドルと過去最高が見込まれている。近年、IoT、AI、ロボット、音声認識といった技術進化が目覚ましく、私たちの業界フィールドはまだまだ大きいものがある。今年は戌年であるが、鋭い嗅覚でニーズを察知し、敏速にチャレンジしていきたい」とあいさつした。
来賓の祝辞の後、相原電機城岡充男社長の乾杯の音頭で交歓に移った。関西では25年の大阪万博誘致に向けた活動が活発に行われており、誘致支援に参加者の名刺投函の協力も呼びかけられた。