【流通各社トップが語る2018】アール電子「『納得のサービス』を追求」

代表取締役社長 松本年生

2017年12月期の売り上げは、前期比10%増加し過去最高となった。第38期になる18年12月期は同約12%増を目標にスタートしており、売り上げを更新したい。

今年もお客様と仕入先に支持される会社を目指して「協力・協調・行動力」を経営品質目標に取り組む。流通を取り巻く環境が日々変化する中で、お客様に納得していただけるサービスを試行錯誤しながら追求して、商社としてどこにも負けない機能を発揮していきたい。

コンピュータの活用があらゆる面で進む中で、営業の現場も昔は人と人とのつながりが多かったが、いまは会社対会社というつながりが強まり、例えば見積りや納期回答の仕組みが意外にやりにくくなったり、遅くなったりするケースも見られる。また、メーカーのMOQ(最低発注数量)などの制約も絡んできたりしている。こうした流れの中で、商社としてどう役割を果たしていくかは今後の大きな課題であると考えている。

今年は中国・上海に現地法人を設立し、海外販売へ取り組みを強める。海外は12年に香港に営業所を開設しているが、中国本土に拠点を設けることで、中国の日系大手企業を中心にコネクタやケーブルアクセサリーなどの拡販を進める。

さらに、02年から開設しているインターネットによる電子部品販売サイト「RDC」は、インターネットでの取引が増加する中で、一歩でも先に進めることによって商社の役割を果たしながら、東京・秋葉原の活性化に少しでも貢献していきたいと考えている。

秋葉原の活性化の一環として隔年で開催している「第3回アキバエレショー」を、秋葉原・UDXビル展示場で今年11月9日に予定している。秋葉原の商社社員の勉強の場にもなることから、是非成功させたい。

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