竹中システム機器(京都市山科区)は、簡単操作でリアルタイムに欠点を検出するカラーライン型欠点検出装置「LS-70JC」と専用マッピングソフト「MAP-07JC」を発売した。価格は「LS-70JC」が69万円、「MAP-07JC」が48万円。販売目標は年間500台以上。
「LS-70JC」は、同社の高解像度のカラーラインスキャンカメラ「TLC-7300UCL」対応の欠点検出装置で、製造工程中のフィルム、鋼鈑、紙など各種シート状物体のキズ・色・汚れ・異物・ピンホールなどを高精度で検出する。
データレートは120MHzに対応。ビデオ波形モニター機能およびシェーディング機能、ライン加算機能7×7画像処理フィルター搭載で使いやすく、また、1台のカメラ視野は最大16分割出力が可能で、カラー液晶モニター採用により、カラービデオ波形、設定画面が見やすい。
さらに、地合変動および光量変化に対応しており、欠点同時判定機能は4回路を装備し、自動エッジ追従機能にてエッジ不感帯を自由に変更することができる。
そのほか、「MAP-07JC」を使用することで、LAN通信による波形表示、検査設定変更、欠点のマッピング、欠点画像の保存等が可能となるうえ、最大8台を接続することができる。