シャープは、工場や倉庫などで製品や荷物を無人で搬送するAGV「XF-100」の受注を2月19日から開始した。
同製品は、あらかじめ設定したルート上を、本体に搭載のセンサーで周囲の状況を確認しながら、自律的に走行する。磁気テープが不要なガイドレスタイプで、頻繁に配置変更を行う工場や倉庫でも手軽にルート変更が可能。走行ルート上に棚や人などの障害物を検知した場合は、自動的に停止、または回避する。
また磁気テープを併用することで、狭い通路の走行や決められた場所への±5ミリの高精度停止もできる。
要望に応じてカスタマイズ可能。カゴ車搬送ユニットを装着すればカゴ車や台車の下に潜り込んで牽引もできる。低床タイプで、市販のカゴ車や台車に幅広く対応する。
価格はオープン。