ブラザー工業は、名古屋市瑞穂区の本社ビル前に併設している「展示館 ブラザーコミュニケーションスペース」の名称を「ブラザーミュージアム」へ変更、展示内容やレイアウトもリニューアルしてオープンした。
同施設は、同社グループと顧客をつなぐ交流の場として2005年3月にオープンした。近年、累計来館者数15万人を達成するなど、国内外から多くの人が来館しており、当初の目的の交流の場としてだけでなく、展示施設としての役割を担うことが多くなってきた。
こうした施設の利用目的の変化に伴い、より多くの人に親しんでもらうために名称を変更、一部展示内容やレイアウトなどのリニューアルを行った。
リニューアルとしては、工業用ミシンを紹介する常設展示の内容を一新し、アプローチ部分は、施設入り口への距離を縮めることで、より来館者が入りやすいようにした。
展示面積は約1350平方メートルで、コミュニケーションゾーン、体験ゾーン、ヒストリーゾーン、ミシンゾーンの4つのゾーンで構成され、インクジェットプリンター・複合機、レーザープリンター、ラベルライター、ドキュメントスキャナー、工業用・家庭用ミシン、工作機械などが展示されている。
所在地は名古屋市瑞穂区塩入町5-15、入館料は無料。