イートン・エレクトリック・ジャパンは、お客さまのニーズに合った新しい配電制御機器をそろえている。
このほど、モータ保護ブレーカ/モータ・スタータ向けの新ブスバーシステム「MSFS(モータ・スタータ・フィーダ・システム)」を発表した。MSFSは、従来むき出しだったブスバーをメッシュ状のカバーで覆って安全性を向上して、ワンボード化することでDINレールへのワンタッチ実装を可能とした。これにより、保護等級IP20に対応、部品点数や作業工数を削減できるため、トータルコストの低減にもつながる。
また、4・5ミリのグリッド幅で機器を自由に配置でき、汎用アダプタも豊富にラインアップして高い柔軟性と拡張性を実現している。
基本ボードは、定格125A(ULは96A)で、225ミリ幅と405ミリ幅の2種類から選択できる。入力フィーダは、定格80A、ツールレスでケーブルを着脱する。規格はIEC、ULの両方を取得。
小容量・少分岐の制御盤から、大型の分散配電システム(複数モータをグループ化してMSFSを近傍に配置し、主制御盤から各MSFSへ配電する)まで、幅広い用途に対応する。