富士電機機器制御は電磁開閉器の国内トップメーカーとして、用途に応じた豊富な品ぞろえと高い実績を有する。
このほど、世界最小クラスの小形電磁接触器「SKシリーズ」は、ねじ端子の代わりにスプリング端子を採用した製品を開発し、今夏市場投入を図る。
同時発売する配線用遮断器・漏電遮断器G-Twinラムダシリーズ、サーキットプロテクタ、マニュアルモータスタータ、リレー・タイマ用ソケットのスプリング端子品と合わせて、制御盤内の約80%カバーする、幅広い機種のスプリング端子品を製品化する。
また、スプリング端子は、電線を挿入するだけで配線が完了するプッシュイン方式を全機種採用し、盤内機器の配線工数削減による生産性の向上、スキルに依存しない配線作業、振動に強く長期間の使用によるねじのゆるみも発生しないため、装置・制御盤のさらなる品質安定化や、作業効率UPによる生産量拡大が実現可能となる。