ワゴジャパンは大電流に対応する小型PCB端子台として「2600シリーズ」を近日発売する。欧州ではPCBに外部端子を使用せず直接給電する大電流対応PCB端子台の要求が高まり、大容量の電源、インバータ、サーボアンプなどでPCBに直接給電する事で大幅な小型化と損失の低減で省エネを実現。
シリーズは、ドライバ操作タイプの2624、2626、2636と、レバー操作タイプの2604、2606、2616シリーズがある。
最大適合電線サイズが6sq、10sq、25sqの3種類、電線接続方向で水平タイプと垂直タイプを用意しており用途に合わせて選択できる。
スプリング式結線Push-in CAGE CLAMPを搭載し、単線・フェルール端子付電線であれば差し込むだけのプッシュ・イン結線、より線は圧着端子不要のワンタッチダイレクト結線が可能。レバー操作タイプは工具を使用せず指操作でより結線作業が可能で省工数に貢献できるほか、レバーを上げた時はスプリングが開き、レバーを下げればスプリングは閉じる構造なので、レバーの位置によりスプリングの開閉状態がはっきりとわかり閉め忘れなどの作業ミスを防止でき安全性が高い。