電磁接触器で高い実績を有するWashiON共立継器は、盤間端子台「BKT-20形」を発売した。盤間端子台は、電線を接続したままで、端子台の1次側、2次側を分離できるもので、盤間の配線作業時間を短縮でき、設置する場所で配線作業時において、誤配線を心配する必要がない。
配電盤間や制御装置間の配線接続および取り外しが容易に行え、端子ねじはバネアップ式のため、配線作業性も良い。
一般的に、盤を出荷する前に工場で電気検査を行った後、出荷時にはいったん分離し、現場で設置時に再び組み立てるが、盤間端子台を使うことで、制御線を離線することなくワンタッチで取り外し、現地でもワンタッチで接続ができる。
また、工場検査などでは1台の試験器で複数台の製品検査を行う場合などにおいても、盤間端子台を使うことで配線工数の削減できる。さらに、盤をリプレース場合でも工数の削減が可能になる。
DINレール、およびNKTレールに搭載可能
定格絶縁電圧は600V30A・40Aで、20A対応品も開発する予定。
準拠規格はJIS C8201-7-1、NECA C2801。適合電線は3.5sq・5.5sq。