不二越は、小型ロボットMZシリーズの新製品として12キロ可搬の「MZ12」の発売を開始した。
同製品は、手首本体ともにフルカバーで、IP67の防塵防滴性能、防錆対応を標準装備し、小型部品の組み立て・搬送に加え、バリ取りや加工機へのローディングなど幅広く対応可能。軽量化と高剛性で、クラストップレベルの高速・高精度な動作を可能としている。
要素部品と駆動機構を最適化し、クラストップクラスの広い作業領域を実現した。パワフルな手首トルクで、大型ワーク・ハンドにも対応している。従来のMCシリーズに比べて本体の接地面積を17%削減し、29%の軽量化を実現。システムの省スペース化にも貢献する。
また、各種アプリケーションで要望される配線・配管を標準装備。ロボット本体外側の配線・配管の引き回しを不要にすることで、ユーザーの利便性向上と、周辺装置との干渉リスクを低減に寄与する。
価格はオープンで、18年度3000台を販売目標とする。