三菱電機は、工場・ビル・学校・公共機関など幅広い分野で使用される配電用油入変圧器の新製品として、「スーパー高効率油入変圧器EX-αシリーズ」52機種を3月5日から発売した。販売目標は2018年度60台。
新製品は、鉄心材料に磁気特性に優れたアモルファス合金を採用し、待機時の変圧器エネルギー損失を同社標準品「トップランナー油入変圧器Rシリーズ」と比べて約3分の1に低減。
負荷率20~30%前後の低負荷運転時に、特に優れた効率特性を発揮するとともに、負荷状況を問わず業界トップクラスの省エネを実現し、節電に貢献。エネルギー損失の低減に加え、巻線や内部構造の設計最適化により、負荷運転時の効率特性を改善し、第二次トップランナー基準における省エネ基準達成率で約140%を実現している。
単相タイプ「SF-1A」は75~500キロVA、三相タイプ「RA-3A」は75~2000キロVA。