東陽テクニカ 米の最新加速度計発売 状態監視、予知保全に最適

東陽テクニカは、加速度計などを製造・販売する米・PCB Piezotronicsの低電圧駆動型加速度計「603M113」と「607M83」の2製品をこのほど発売した。2018年3月末までキャンペーン価格として、「603M113」を3万5000円、「607M83」を6万4000円で販売する。

両製品は、状態監視や予知保全の目的で振動を計測する最新の加速度計。低電圧(3~12VDC)で駆動するため、従来の圧電型加速度計に必要である高価なICP1シグナルコンディショナやチャージアンプが不要で、振動モニタリングシステム構築の省コスト化に貢献する。

IP68準拠の防塵・防水構造を有しており、「603M113」は重さ56.7グラム、高さ47.2ミリメートル、「607M83」は重さ31グラム(ケーブル除く)、高さ24.6ミリメートルとコンパクトで、フレキシブルな設置に対応。

また、1.6Hz~10kHz(±3%)の広い周波数範囲を備えている。

そのほかの仕様は次のとおり。

▽感度(±20%)=10mV/(m/s2)▽温度範囲=マイナス54℃~プラス121℃▽測定範囲=「603M113」:±196m/s2、「607M83」:±441m/s2▽コネクタ=「603M113」:3ピン、「607M83」:ケーブル一体型。

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