オプテックス・エフエーは、超高精度レーザ変位センサ「CDXシリーズ」に、正反射タイプ・ショートレンジタイプを加え、全8機種を揃えた。
三角測量方式の変位センサは、金属や黒ゴムなどの反射率が異なる物体でも受光感度を最適化することで計測を可能にしている。しかし、そのフィードバック制御が測定に影響し、反射率が変わる瞬間に計測値が不安定になる課題があった。
CDXはフィードバック制御を受光素子上で完結するイメージセンサ“ATMOS”を搭載。フィードバック動作が不要になり、安定した計測が可能となる。さらにイメージセンサの高感度化により世界最高のリニアリティ±0.015%F.Sを達成し、測定誤差を最小限にした。
また従来は専用コントローラや設定用パソコンが必要だったが、CDXはセンサヘッドにWEBサーバを搭載。WEBブラウザ上で設定が可能となり、導入後の設定確認・変更も柔軟に行える。
標準価格はいずれも35万円(税別)。測定内容に応じた提案を行う。