横河電機の子会社である横河電機(中国)が、中国・浙江石油化工から、同社が浙江省の舟山緑色石化基地で進めている石油化学プラントの第1期建設プロジェクト向けに、プロセスガスクロマトグラフ「GC8000」を受注した。
「GC8000」は、多種の成分が混合した気体や揮発性の液体を成分ごとに分離し、各成分の濃度を測定する分析装置で、今回、ひとつのプロジェクト向けに納入する「GC8000」としてはグループで過去最高の190台を、第1期プロジェクト向けに納入する。
浙江石油化工が進めている石油化学プラントは、年4000万トンの原油処理能力を備える大規模なもので、プラントは2期に分けて建設され、第1期建設プロジェクトでは年2000万トンの原油処理能力の製油所や年産140万トンのエチレンプラントなどを建設し、2018年12月から稼働する予定。