日本適合性認定協会(JAB)は、「設立25周年記念フォーラム」を東京・イイノホールで3月9日開催した。
JABは、製品・サービスの品質や企業活動の取り組みなどについて、国際規格による認証などを行う認証機関や試験所を認定する総合機関。1993年11月1日に設立された。
フォーラムでは、「日本産業の競争力を高めるための事業戦略としてのルールメイキングと国際標準化」と「国際標準と第3者評価制度の活用」をテーマに2部構成で行った。
JABの飯塚悦功理事長は冒頭のあいさつで「日本のJIS規格も、製品だけでなく、データ・サービス・経営管理まで拡大していくとともに、規格制定の迅速化と罰則規定の強化、さらには標準化に取り組み人材育成を強化して行く事が重要である」と述べた。