電子情報技術産業協会(JEITA、長榮周作会長)は、「JEITAベンチャー賞」受賞企業6社を決定し、3月14日に表彰式を行った。
同賞は、電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもので、今年で3回目。
受賞企業は、アスター(秋田県横手市)、ABEJA(東京都港区)、Hmcomm(同)、ZenmuTech(東京都品川区)、PGV(東京都中央区)、フォルテ(青森市)。
長榮会長は「Society5.0を実現するためには、業種・業界を超えて、各社が持っている強みを共創していくことが求められる。JEITAベンチャー賞は、会員企業とベンチャー企業の新たなパートナーシップの創出・連携などを生み出すきっかけとして定着し始めており、今後はより一層の共創を促していきたい」とあいさつした。
受賞した6社はJEITAの活動に参画するほか、Society5.0の実現を目指すCPS/IoT総合展「CEATEC JAPAN」への出展やJEITAが主催するシンポジウムやセミナーなどへの参加も予定。
特に「CEATEC JAPAN 2018」では、「スタートアップ、大学、大企業そして投資家を結ぶ」をテーマに「スタートアップ・ユニバーシティエリア」を設置することがすでに決定しており、展示はもちろんのこと、起業家との座談会やネットワーキングイベントなども実施することで、従来以上に注目されるエリアとして展開していく予定となっている。