パナソニックESネットワークス(東京都港区)は、主にオフィスでのIP電話端末との接続用として、全ポートギガビット対応で1ポートあたり15.4Wまで給電が可能なPoE給電スイッチングハブ「Switch-S8GPoE(8ポートタイプ)」を4月から発売した。価格は6万4000円、販売目標は2018年度3000台。
新製品は、従来の100Mから1ギガに速度をアップしながら、ファンレス設計による静音化に成功。10/100/1000BASE-T×7ポートに1ポート当たり15.4W(装置全体で49W)のPoE給電が可能なうえ、高さ46ミリメートル、幅201ミリメートル、奥行き88ミリメートルのタップ型サイズを実現している。
本体にマグネットが標準で添付されているため、デスクサイドなどを利用したレイアウトが可能。電源回路内蔵でACアダプタがなく、コンセント周りもすっきりと収容できる。また、全ポートギガビット(1Gbps)通信に対応しており、近年多機能化するIP電話だけでなく、店舗などに設置する監視カメラの接続にも適している。