SMK タッチパネル用コントローラ開発 配線数を必要最小限化

SMKは、スマートウォッチ等のウェアラブル端末をターゲットとし、小型タッチパネル(2インチ以下)に必要な操作に機能を絞った小型静電容量方式タッチパネル用タッチコントローラを開発、5月から受注を開始する。生産能力は月産10万個。

新製品は、センサーパターンの配線数を必要最小限に設計することにより、1層フィルムセンサー構造でありながら、フリック操作やピンチ操作など、スマートフォンのような操作が可能。さらに、1層フィルム構造にすることによる材料コストの削減に加え、狭配線が不要なため、製造コストを低減する。

センサーのサイズは2インチまでで形状は長方形だけでなく円形にも対応可能。独自のパターン設計によるセンサーとコントローラのセットで供給する。タッチコントローラのファームウェアは汎用ICを使用して自社で開発しているため、タッチ仕様のカスタマイズや小ロット生産にも容易に対応できる。

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