電子情報技術産業協会(JEITA)は、2018年1月の産業用電子機器の受注統計を発表した。FAや監視・検査・計測などを含む業務用映像装置は、前年同月比0.6%減の165億3700万円となった。内外需の内訳は、内需が同0.6%減の71億200万円、外需が同0.7%減の94億3500万円だった。17年4月から18年1月までの累計は、同8.1%減の1598億700万円となった。
このほか、無線通信測定器や半導体・IC測定器などを含む電気測定器は、同35.6%減の40億5300万円となった。放送装置や固定通信装置、基地局通信装置などを含む無線通信機器は外需が同55.7%増で109億5200万円となったが、内需が同39.4%減の494億4200万円となり、受注計は同31.8%減の603億9400万円となった。無線通信機器の中では、レーダ、無線位置測定装置、ITS関連装置を含む無線応用装置が、同26.8%増の203億3100万円で、内需が同25.9%増、外需30.2%増となった。