スワロー電機は第44回ジャンボびっくり見本市に、技術力を生かした電源トランスの新製品群を展示する。
このうち、昨年秋に発売したねじアップ式フィンガープロテクト端子台を搭載した電源トランスは、保護機能IP2Xに対応した独自開発の端子台を採用することで、端子カバー無しでも指が端子に接触しない感電保護構造となっている。また、端子ねじは内部のスプリングによって持ち上がった状態で保持するために、ねじの脱落による短絡や紛失を防止する。
さらに、結線がひと目で確認できるカラー端子台を採用するとともに、圧着端子は丸型・Y型の両方が使用可能で、配線接続作業は圧着端子を差し込み、ねじを締めるだけで完了するなど、作業工数の大幅削減し、効率が格段にアップする。
一方、電源トランス「CLシリーズ」は、出力コンセント(AC100V)、照明(高輝度LED)、電流保護(サーキットプロテクタ)を一体化した新製品で、盤内の部品点数を減らし、作業工数削減に貢献する。特に、盤内作業で電源が必要な時にすぐトランス付帯のコンセントとLED照明を使用できるため便利。また、感電防止用の窓フタ付き保護カバーを備えたねじアップ式カラー端子台の採用で、誤配線や作業事故を防止し、作業効率も大幅に向上する。