世界最大級の国際情報通信技術見本市「CEBIT(セビット)2018」(主催=ドイツメッセ)が、ドイツ・ハノーバーで6月11日~15日の日程で開催される。
今年から開催時期を3月から日照時間の長い6月に変更するとともに、一部のエリアでは午後11時まで開場するなど、大幅な刷新が予定されている。
イノベーションとデジタル化のB2B展である同展は、今回4つの柱からなる新たなテーマ構成のもと、人工知能、IoT、拡張現実・仮想現実、セキュリティ、ブロックチェーン、ドローンと無人機システム、未来のモビリティ、ヒューマンロボティクスという8つのキーワードを基調テーマに掲げている。
新生セビットには、世界70カ国から約3000社が出展予定で、昨年は20万人が来場した。
昨年は、日本がパートナーカントリー国であったこともあり、121社が日本から直接出展した。今年は個別出展8社(海外現地法人含む)のほか、日本貿易振興機構(JETRO)が「ジャパン・パビリオン」を設置して初出展15社を含め21社が出展することから、合計29社が予定となっている。
JETROでは「パートナーカントリーから日独欧連携のセカンドステージへ」を掲げ、昨年獲得した商談を成果へ結実させるための場に提供するとともに、新たな成果創出につながる支援として取り組む。