サウスコ・ジャパン(大阪市此花区)は、既存の機械式施錠ラッチの容易な電子式へのアップグレードを可能にする「AC-EM05 電子アクチュエータ」を発表した。
新製品は、同社のR4-05マイクロロータリーラッチシリーズなど既存の機械式施錠ラッチに組み込むことで、ラッチの電子制御を実現。また、電子アクセス制御機器を接続することで、機械式ラッチを使用する既存のドアやパネルを遠隔で開放することができる。
コンパクトな形状であることから、筐体内部で施錠するラッチなどの狭小部への設置性に優れており、さらに、駆動にはギアモータを採用することで電力消費の低減に貢献する。
同社の渡邉哲哉カントリーマネジャーは、「R4-05マイクロロータリーラッチシリーズのみならず、類似のラッチに幅広く対応する製品。既存の設備を生かして経済的に電子化することで、セキュリティ制御の効率化に寄与する」と述べている。